ビジョン

計算のモデルそのものから問い直し、効率よく動く新しいコンピュータの基盤をつくる。

なぜ、いま新しいアーキテクチャか

現代のコンピュータの多くは、命令を一つずつ順番に追う発想を土台にしています。 そこにキャッシュや投機実行といった工夫を重ねて速さを引き出してきました。 一方で、計算の中にある「どの処理が、どの結果に依存しているか」という構造は、 ソフトウェアからハードウェアへ伝わる過程でしばしば失われます。

Grus Systems は、その依存関係の構造(データフロー)そのものを基盤に据える コンピュータを構想しています。何が何に依存するかをあらかじめ見渡せれば、 無駄な待ちを減らし、並列に動かせる部分を素直に並列で動かせるはずだ——という考えです。

カテゴリ:静的データフローのコンピュータ

私たちが目指すのは、ノードベースの計算モデルを土台にした **「静的データフロー」**のコンピュータです。 処理の単位をノードとして表し、その間の依存関係を静的に(実行前に)見渡したうえで、 ソフトウェアからハードウェアまで一貫して効率よく動かすことを狙います。

ここで述べるのはビジョンと方向性です。設計の具体は研究開発の途上にあり、 適切な時期に順次公開していきます。

ひとつの基盤、二つの顔

Grus Arch は、**ひとつの計算基盤(substrate)**を据えたうえで、 用途に応じて性格を変えられることを目指します。 小さく確実に動く組み込みの世界から、いずれは汎用の計算まで。 詳しくはロードマップをご覧ください。